猫と一緒に、いつまでも暮らしたい。そのために高齢者が今からできること

query_builder 2026/07/09

今回は、猫を飼っている・これから飼いたいと思っている高齢者の方に向けて、猫と安心して暮らし続けるための体づくりとアドバイスをお伝えします。

「猫がいるから毎日が楽しい」「猫のために頑張れる」——そんな声をよく聞きます。猫は高齢者にとって、癒しと生きがいを与えてくれる大切な存在です。しかし「もし自分が動けなくなったら、猫の世話ができなくなるのでは」という不安を抱えている方も少なくありません。猫と一緒に暮らし続けるために、今から体を整えておきましょう。

猫との暮らしに必要な動作を考えてみましょう

猫の世話には、実はさまざまな体の動きが必要です。

ご飯をあげるために毎日しゃがんでフードボウルを置く、トイレの砂を替えるために中腰で作業する、猫が逃げないよう素早く動く、猫を抱っこして移動する、床に落ちたおもちゃを拾う——こうした動作を毎日繰り返します。

特に注意が必要なのが「しゃがむ・中腰になる」動作です。若い頃は何気なくできていたこの動作も、足腰の筋力が落ちてくると転倒のリスクが高まります。また、猫が足元にまとわりつくことで、つまずきや転倒が起きやすくなることもあります。

猫との暮らしを長く続けるためには、こうした動作を安全にこなせる体を維持することが大切です。

猫と暮らすために特に大切な3つの筋力

① 太ももの筋力(大腿四頭筋)

しゃがむ・立ち上がる・階段を上るといった動作の基本となる筋肉です。フードボウルを置く・猫トイレを掃除する・床に座って猫と遊ぶといった動作に欠かせません。この筋肉が弱くなると、しゃがんだまま立ち上がれなくなったり、トイレ掃除のたびに腰が痛くなったりします。

② 体幹の筋力(腹筋・背筋)

猫を抱っこする・中腰でご飯をあげる・猫用品を棚から取り出すといった動作で、体の軸を安定させる役割を果たします。体幹が弱いと、猫を抱っこしたときにふらついたり、中腰作業で腰を痛めたりしやすくなります。

③ バランス感覚

猫は予測できない動きをします。突然足元に飛び込んでくる・思わぬ方向に走り出す——こうした場面でとっさにバランスを保てるかどうかが、転倒を防ぐ鍵になります。バランス感覚は使わないとどんどん衰えていきますが、訓練で維持・向上させることができます。

今日からできる!猫と暮らすための体づくり

● イスからの立ち上がり練習(太もも強化)

椅子に座った状態から、手を使わずにゆっくり立ち上がり、ゆっくり座る動作を10回繰り返します。「猫のご飯をあげるたびに1セット」と習慣化すると続けやすくなります。猫が見守ってくれる中でのトレーニング、きっと励みになりますよ。

● かかと上げ運動(ふくらはぎ強化・バランス向上)

椅子の背もたれや壁に手を添えて立ち、ゆっくりかかとを上げて3秒キープ、ゆっくり下ろします。これを10〜15回。ふくらはぎの筋力とバランス感覚を同時に鍛えられます。猫にご飯をあげながら、キッチンで待っている間にできる手軽さがポイントです。

● ドローイン(体幹強化)

椅子に座った状態でお腹をへこませるように息をゆっくり吐き、そのまま10秒キープします。これを10回。猫と一緒にソファでくつろいでいる時間にできる、道具不要の体幹トレーニングです。

● 片足立ち(バランス向上)

壁や椅子に手を添えながら、片足を少し浮かせて10秒キープします。左右交互に3回ずつ。猫のご飯を準備しながら・歯磨きしながら取り入れると習慣化しやすくなります。

猫との暮らしを安全にするための環境アドバイス

● フードボウルとトイレの高さを見直す

床に直接置いているフードボウルやトイレは、毎日しゃがむ動作が必要です。台の上に置いて高さを上げることで、中腰・しゃがみ込みの負担が大幅に減ります。猫用の食事台は市販されているので、ぜひ検討してみてください。

● 猫トイレはシンプルなものを選ぶ

ふたつきの猫トイレは砂の飛び散りを防げる反面、掃除の際に余分な動作が増えます。足腰に不安がある方は、シンプルで掃除しやすいタイプのトイレを選ぶと、日々の負担が減ります。

● 猫用品の収納場所を見直す

キャットフードや猫砂は重くてかさばります。腰より高い位置・または低すぎる場所への収納は、腰や膝への負担が大きくなります。ウエストから胸くらいの高さに収納場所を設けると、取り出しやすく体への負担が少なくなります。

● 猫のおもちゃは床に散らかさない

猫のおもちゃが床に散らばっていると、踏んで転倒する原因になります。遊んだ後はすぐ片付ける習慣をつけるか、踏んでも滑らない素材のものを選ぶと安心です。

猫はリハビリの最高のパートナー

実は、猫との暮らしはリハビリの観点からも非常に理にかなっています。

猫のご飯の時間があるから起きる・猫が甘えてくるから動く・猫のために部屋を歩き回る——猫の存在が、自然と体を動かすきっかけを作ってくれます。「猫のために」という気持ちが、リハビリへのモチベーションになっている方もたくさんいます。

また、猫をなでる・猫の温もりを感じるといったスキンシップは、心を落ち着かせストレスを和らげる効果があることも知られています。体と心の両面から、猫は高齢者の生活を豊かにしてくれる存在です。

「猫のためにも、体を整えたい」そう思ったら

「猫と一緒にいつまでも暮らしたいけど、体力に自信がなくなってきた」そう感じている方は、ぜひトトノイにご相談ください。

現在の体の状態を丁寧に評価した上で、猫との暮らしに合わせたオーダーメイドのリハビリプログラムをご提案します。幕別町を中心にご自宅への訪問リハビリにも対応していますので、外出が難しい方もお気軽にどうぞ。

大好きな猫と、これからも一緒に暮らし続けるために。その目標に向けて、トトノイが全力でサポートします。

ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。


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自費リハビリ トトノイ

住所:北海道中川郡幕別町

電話番号:080-2227-0195

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