リハビリの「急性期」と「回復期」って何が違うの?病院の種類と役割を知って、前向きな復帰を目指すための基礎知識

query_builder 2026/03/30

1. 急性期病院:まずは「命を救い、悪化を防ぐ」場所

病気の発症直後や、手術の直後に入院するのが「急性期病院」です。

  • 主な目的: 検査や手術、点滴などの医学的治療が最優先です。全身状態を安定させることが第一の目標となります。

  • ここでのリハビリ: 「こんなに早く動かして大丈夫?」と驚かれることもありますが、発症後24〜48時間以内からリハビリが始まることも珍しくありません。これは、長期間寝たきりになることで筋力が衰えたり、関節が固まったりする「廃用症候群」を防ぐためです。

  • 作業療法士の役割: 意識レベルの確認や、ベッド上での手足の動かし方、座る練習など、次のステップへ進むための土台作りを行います。

2. 回復期病院:じっくりと「生活の力」を取り戻す場所

急性期での治療を終え、病状が安定した後に転院するのが「回復期リハビリテーション病院(病棟)」です。

  • 主な目的: 低下した身体機能を最大限に回復させ、自宅や社会へ戻るための準備を行う場所です。

  • ここでのリハビリ: 1日最大3時間(9単位)という集中的な訓練が行われます。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がチームとなり、歩く練習だけでなく、食事、着替え、入浴といった「実際の生活動作」を繰り返し練習します。

  • 作業療法士の役割: 整形外科や脳神経内科の知識を活かし、麻痺があっても使いやすい道具(自助具)の選定や、家事動作の練習、高次脳機能障害へのアプローチなど、その人らしい暮らしを再構築するための具体的な支援を行います。

3. 入院期間と「制度の決まり」

前回のブログでも触れた通り、回復期病院には疾患ごとに「入院できる上限日数」が定められています。

  • 整形外科(骨折など): 最大90日

  • 脳血管疾患(脳卒中など): 最大150日〜180日

この限られた時間の中で、いかに効率よく、かつ「退院後の生活」を見据えたリハビリができるかが重要になります。

4. 病院のリハビリが終わった後の「選択肢」

回復期病院を退院する際、多くの方が「まだ不安がある」「もっとリハビリを続けたい」と感じます。しかし、公的な保険制度では、リハビリの回数や時間に制限がかかってしまうのが現実です。

最近では、80代や90代の方もスマホを使いこなし、ネットで「退院後のリハビリ」について自ら調べ、SNSやホームページから私のような自費リハビリへお問い合わせいただくケースが増えています。

「病院での集中的なリハビリを、自宅でも継続したい」 「制度の枠に縛られず、納得いくまで動作を改善したい」

こうした想いに応えるのが、病院(急性期・回復期)の次のステップとしての「自費リハビリ」の役割です。

5. 結びに:時期に合わせた最適なケアを

リハビリは、急性期から回復期、そして在宅へとバトンを繋いでいくプロセスです。それぞれの時期に、その時しかできない大切な役割があります。

今、どの段階にいらしても、「これからどう過ごしたいか」という希望を持つことが、回復への一番の薬になります。


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自費リハビリ トトノイ

住所:北海道中川郡幕別町

電話番号:080-2227-0195

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