在宅生活の要、『立ち上がり動作』を見直す。十勝の暮らしを支える身体のトトノエ方

query_builder 2026/02/10

1. 立ち上がりは、一日の中で最も多いリハビリチャンス

朝、布団から起きる。椅子から立ってキッチンへ向かう。お手洗いに立つ。

私たちが意識せずに行っている「立ち上がり動作」は、一日の中で数十回、人によっては百回以上繰り返されます。

在宅生活において、この動作がスムーズであるかどうかは、自立した生活を守るための大きな分岐点となります。逆に言えば、この何気ない日常の動作こそが、最も効果的なリハビリの機会でもあるのです。

私、**「自費リハビリ トトノイ」**は、作業療法士として、多くの方の「立ち上がり」を見守ってきました。そこで気づかされるのは、筋力不足以前に「動きのコツ」を見失っているケースが非常に多いという事実です。

2. 「筋力」よりも大切な「お辞儀」の力

立ち上がりが大変になると、多くの方は「足の筋肉を鍛えなきゃ」とスクワットを始めようとします。しかし、無理に足の力だけで立ち上がろうとすると、膝や腰を痛めてしまう原因になりかねません。

立ち上がりの動作で最も重要なのは、実は「お辞儀」です。

座っている状態から、しっかりと頭を前に出し、重心を足の裏に移すこと。この「お辞儀による重心移動」がスムーズに行えれば、筋力への依存を最小限に抑えつつ、驚くほど楽に腰を浮かせることができます。

作業療法士の視点で見ると、この重心移動を妨げているのは、椅子の高さやクッションの柔らかさ、あるいは「後ろに倒れることへの恐怖心」であったりします。

3. 十勝の住環境に潜む「立ち上がり」の課題

ここ十勝エリアのお住まいは、立派で広いお宅が多い一方で、立ち上がりの環境には個人差があります。

例えば、長年愛用されている低めのソファ。柔らかい座面はお尻が沈み込みやすく、重心を前に持っていくのが非常に困難になります。また、和室での生活が中心の方は、床からの立ち上がりに多大なエネルギーを消費しています。

病院のリハビリ室という理想的な環境ではなく、実際のご自宅にある椅子、ソファ、畳の上で「どう動けば楽なのか」を考える。これが在宅におけるリハビリテーションの核心です。環境を少し整え、動きのタイミングをトトノエルだけで、毎日の「よっこいしょ」という負担は劇的に軽減されます。

4. 自費リハビリが「立ち上がり」に向き合う理由

介護保険の訪問リハビリなどでは、限られた時間の中で「歩行訓練」が優先されることが多く、立ち上がり動作の細かな分析に時間を割くことが難しい場合があります。

しかし、立ち上がりは歩行の第一歩です。ここが不安定なままでは、転倒のリスクを消すことはできません。

自費リハビリ トトノイでは、あえてこの基礎的な動作に時間をかけます。

「なぜ、この椅子だと立ちにくいのか?」

「どのタイミングで力を入れれば、関節に負担がかからないのか?」

こうした細かな分析と反復練習を、ご自宅の環境でじっくりと行う。一見地味なこのプロセスが、結果として「長く歩ける体」や「転ばない安心感」へと繋がっていくのです。

5. 結びに:日々の動作を「トトノエル」ということ

「立ち上がりが楽になった」という変化は、単に身体機能が向上したこと以上の意味を持ちます。それは、「好きなときに、好きな場所へ行ける」という精神的な自由を取り戻すことでもあります。

特別な道具を使ったトレーニングだけがリハビリではありません。

毎日の暮らしの中で、一回一回の立ち上がりを丁寧に、正しくトトノエていく。その積み重ねが、十勝での豊かな在宅生活を支える土台となります。

もし、今の生活の中で「立つのが億劫になってきた」と感じているなら、それは身体からの小さなサインかもしれません。そのサインを見逃さず、本来の動きを取り戻すお手伝いをすることが、私の役割だと考えています。



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自費リハビリ トトノイ

住所:北海道中川郡幕別町

電話番号:080-2227-0195

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