高齢者に多い脊髄小脳変性症と日常生活の工夫

query_builder 2026/01/21

脊髄小脳変性症は、高齢者に多くみられる進行性の神経疾患です。小脳や脊髄の働きが徐々に低下することで、ふらつき、歩行障害、手の不器用さ、呂律が回りにくいといった症状が現れます。完治が難しい病気である一方、日常生活の工夫や適切な在宅リハビリによって、生活の質を維持・向上させることは十分に可能です。

私はこれまで20年以上、急性期・回復期・在宅分野で多くの脊髄小脳変性症の方と関わってきました。その中で強く感じるのは、「病院でのリハビリだけでは生活は変わりきらない」という現実です。なぜなら、実際に困るのは病院の中ではなく、自宅での立ち上がり、移動、食事、トイレ、入浴といった日常生活そのものだからです。

在宅リハビリの最大の目的は、「できない動作を増やすこと」ではなく、「今できていることを、できるだけ長く続けること」にあります。例えば、立ち上がりに時間がかかる方には、筋力訓練だけでなく椅子の高さや手すりの位置を調整します。歩行が不安定な方には、歩き方の練習に加えて、転倒しにくい動線づくりや家具配置の見直しを行います。このような環境調整と動作指導の組み合わせが、脊髄小脳変性症の在宅リハビリでは特に重要です。

また、高齢者の場合、「頑張りすぎない」ことも大切です。無理な訓練は疲労を強め、かえって動きにくさを助長することがあります。体調やその日の状態に合わせて内容を調整し、生活の中に自然にリハビリを組み込むことが継続のコツです。

近年、こうしたニーズの高まりとともに、自費リハビリを選択する方も増えてきました。介護保険や医療保険のリハビリは非常に重要ですが、回数や時間に制限があるのも事実です。「もっと丁寧にみてほしい」「生活全体を相談したい」「進行に合わせて柔軟に対応してほしい」——そうした声に応えられるのが、自費リハビリの強みです。

十勝エリアでは、自費リハビリトトノイが在宅を中心に脊髄小脳変性症の方へのリハビリを行っています。ご自宅に伺い、身体機能の評価から動作指導、生活環境の工夫まで一人ひとりに合わせて対応しています。病名があるから特別なことをするのではなく、「その人らしい生活」を続けるための現実的な支援を大切にしています。

今後、高齢化の進行とともに、脊髄小脳変性症を含む神経難病の在宅支援はさらに重要になっていくでしょう。医療・介護保険だけに頼らず、必要な時に必要なサポートを受けられる自費リハビリの需要は、確実に高まっていくと感じています。

病気とともに生きる時間を、少しでも安心して、少しでも自分らしく。そのために在宅リハビリは、これからの時代に欠かせない選択肢の一つです。



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自費リハビリ トトノイ

住所:北海道中川郡幕別町

電話番号:080-2227-0195

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